エンボディチェア実機レビュー!後悔しないための座り心地と機能

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エンボディチェア実機レビュー!後悔しないための座り心地と機能

こんにちは。プレステージチェア、運営者の「RYO-MA」です。

20万円を超える高級オフィスチェアの導入を検討するとき、絶対に失敗したくないと考えるのは当然のことです。

特にハーマンミラー社のエンボディチェアは、その独創的なデザインと「座るだけで健康になる」というコンセプトから多くの注目を集めていますが、実際のところ自分に合うのか不安を感じている方も多いのではないでしょうか。

ネット上では「エンボディチェア レビュー」と検索すると、腰痛への効果やアーロンチェアとの比較、ゲーミングモデルとの違い、さらにはきしみ音やヘッドレストがないことへの懸念など、様々な声が見つかります。

また、身長や体格によるフィット感の違いや前傾チルト機能がないことによる作業への影響、買ってから後悔しないためのポイントなど、事前に知っておくべき情報は山ほどあります。

今回は、そんな皆さんの疑問や不安を一つひとつ解消できるよう、私自身の経験と知識を総動員して、エンボディチェアの真実を詳細にお伝えしていきます。

この記事のポイント
  • 独自のピクセル構造がもたらす体圧分散と、アーロンチェアとは全く異なる座り心地の特徴
  • ロジクールGとのコラボモデルであるゲーミングエディションと通常モデルの具体的な違い
  • 購入前に知っておくべききしみ音の対策や、自分に合ったサイズ感の見極め方
  • 高額な投資を無駄にしないための中古品リスクと、12年保証の重要性に関する知識
目次

エンボディチェアのレビューで検証する機能と座り心地

ここでは、エンボディチェアが持つ独自の機能性が、実際のデスクワークやゲームプレイにおいてどのような体験をもたらすのかを深掘りしていきます。

スペック表だけでは伝わらない、肌で感じる「座り心地」のリアルを解剖していきましょう。

アーロンチェアとの比較で分かる決定的な違い

ハーマンミラーのエンボディチェア(左・ファブリック)とアーロンチェア(右・メッシュ)を並べた比較写真。それぞれの背もたれの構造や素材の違いが一目でわかる。

ハーマンミラーといえばアーロンチェアが代名詞ですが、エンボディチェアとは目指している方向性が大きく異なります。

私自身も両方の椅子に深く関わってきましたが、この2脚は「強制」と「自由」という対極の性質を持っています。

アーロンチェアは、メッシュ素材(ペリクル)で身体をしっかりホールドし、「正しい姿勢」へと導いてくれる椅子です。

特に前傾チルト機能があるため、書き物や集中したキーボード入力に向いています。

一方、エンボディチェアは「身体の自由な動き」を重視しています。

背面の「ピクセル構造」が、まるで生き物のように背骨のカーブや動きに追従するため、ストレッチをしたり、少し崩した姿勢を取ったりしてもサポートが途切れません。

比較項目アーロンチェアエンボディチェア
座面の素材メッシュ(張りがある)ファブリック+ピクセル(柔軟)
姿勢の制御正しい姿勢に固定・矯正動きに合わせて追従・自由
前傾チルトあり(集中作業向き)なし(リラックス・後傾向き)
フレーム感外枠が硬く当たることもフレームレスで当たりが柔らかい

「枠にはめられる感覚」が苦手で、リラックスしながら思考を巡らせたい方には、エンボディチェアの圧倒的な開放感が適していると言えるでしょう。

ゲーミングモデルとの違いを徹底解説

ロジクールGとコラボしたエンボディゲーミングチェアの座面断面図説。銅粒子を含むクーリングフォームの層が熱を逃がし、快適な座り心地を提供する構造を視覚的に解説。

近年、ロジクールGとコラボした「エンボディゲーミングチェア」が人気を博していますが、通常モデルとの違いに悩む方も多いですね。

最大の違いは、座面と背面に採用されている「クーリングフォーム」の有無です。

ゲーミングモデルには、熱伝導率の高い銅粒子を含んだフォームが入っており、長時間のプレイでも熱がこもりにくい設計になっています。

また、このフォームの層が追加されたことで、座り心地が通常モデルよりも若干柔らかく、沈み込みが良いと感じる方が多いです。

通常モデルは少し硬めでダイレクトな感触がありますが、ゲーミングモデルはよりクッション性が高められています。

ここがポイント
デザイン面では、ゲーミングモデルは黒を基調とし、背面にシアン(水色)のアクセントが入るのが特徴です。
シックなインテリアに合わせたい場合は、カラーカスタマイズが豊富な通常モデルの方が選択肢は広がります。

▼ あなたはどっち派?

【ゲーミングモデル】
クーリングフォームで熱を逃がす

【通常モデル】
インテリアに馴染む豊富なカラー

腰痛への効果と疲労軽減の実力

「座るだけで健康になる」というキャッチコピーは伊達ではありません。

エンボディチェアの背面設計は、人間の背骨を模倣した「スパイン」と「リブ」で構成されており、これが仙骨から胸椎までを連続的にサポートします。

特に座面の「ピクセル構造(Pixelated Support)」が体圧を細かく分散させるため、長時間座っていてもお尻が痛くなりにくく、血流が阻害されにくいのが特徴です。

ハーマンミラーの公式サイトでも、このピクセル構造がいかにして酸素の流れを促進し、心拍数を安定させるかという医学的見地からの設計意図が詳しく解説されています。

リンク:ハーマンミラー公式「エンボディチェア(機能・特徴)」

私自身の体感としても、長時間作業後の「立ち上がった瞬間の腰の重さ」が軽減される感覚があります。

ただし、これは魔法ではなく、正しい調整を行って初めて発揮される効果であることは忘れないでください。

きしみ音は気になる?音の原因と対策

 エンボディチェアの背面にある複雑な樹脂パーツの接合部を指で触れているクローズアップ写真。身体の動きに合わせてパーツが擦れ、きしみ音が発生する原因となる箇所を示している。

エンボディチェアのレビューでよく見かけるネガティブな意見の一つが「きしみ音(Squeak)」です。

これについては、正直に申し上げますが、構造上、ある程度の音は発生します。

樹脂製のパーツが複雑に組み合わさっているため、身体をねじったり、大きくリクライニングしたりすると、「ギチギチ」「キュッ」という摩擦音が鳴ることがあります。

特に新品のうちは部品が馴染んでいないため、音が鳴りやすい傾向にあります。

注意点
静寂な環境で音に敏感な方にとっては、ストレスになる可能性があります。
多くの場合は使用しているうちに馴染んで音が小さくなりますが、シリコンスプレー等でのメンテナンスで改善することもあります。
ただし、自己判断での注油は保証対象外になるリスクもあるため、まずは販売店に相談することをおすすめします。

ヘッドレストなしでも快適に過ごせるか

エンボディチェアに深く座り、リラックスしてリクライニングしている日本人男性の写真。背骨のカーブに合わせて背もたれが追従し、身体をサポートしている様子がわかる。

エンボディチェアには純正のヘッドレストが存在しません。

これはハーマンミラーの「背中全体を正しくサポートすれば、頭部は首の上に自然に乗るため、支える必要がない」という哲学に基づいています。

実際のデスクワーク中、PC画面に向かっているときは頭をヘッドレストにつけることはほとんどないため、作業効率には影響しません。

しかし、リクライニングして動画を見たり、仮眠を取ったりしたいという「リラックス用途」を重視する方には、首の支えがないことが不満につながることもあります。

最近では「Atlas Headrest」のような高品質なサードパーティ製ヘッドレストも登場しており、これを取り付けることで弱点を克服しているユーザーも増えています。

リラックス重視の方は、こうしたオプションの導入も検討すると良いでしょう。

▼詳しく解説している別記事はこちら

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エンボディチェアのレビューから学ぶ購入前の注意点

機能性が高いことは間違いありませんが、万人に完璧な椅子というわけではありません。

高額な買い物で後悔しないために、事前に把握しておくべき注意点やリスクについて、正直ベースでお話しします。

買って後悔しないためのデメリット確認

エンボディチェアを購入して「失敗した」と感じるケースの多くは、「期待していた座り心地と違った」というものです。

特に、「雲の上に座っているようなフワフワ感」を期待すると肩透かしを食らいます。

エンボディの座り心地は、あくまで「機能を維持するための適度な硬さ」があります。

ソファのような包容力を求めているわけではないことを理解しておきましょう。

また、アームレストの調整機能が「高さ」と「幅」のみで、前後スライドや角度調整ができない点も、キーボードやスマホ操作の際に不便に感じる人がいるポイントです。

適応期間について
使い始めの数週間は、矯正効果によって逆に身体が痛くなる「調整期間」があることも覚えておいてください。
すぐに諦めず、身体が馴染むのを待つ忍耐も必要です。

身長や体格に合うサイズ感の真実

身長や体格に合うサイズ感の真実

エンボディチェアはワンサイズ展開です。

非常に調整幅が広い椅子ではありますが、小柄な方、特に身長160cm以下の方にとっては、座面高が少し高いと感じる場合があります。

一番低い設定にしても、靴を脱いだ状態で踵がしっかり床につかないと、太ももの裏が圧迫されてむくみの原因になります。

日本人の平均的な体格であれば概ね問題ありませんが、小柄な方はフットレスト(足置き)の併用を前提に考えた方が良いケースもあります。

逆に、耐荷重は136kgと非常に頑丈なので、大柄な方でも安心して身を預けることができます。

前傾チルト機能がない点の影響とは

前述の通り、エンボディには座面が前に傾く「前傾チルト機能」がありません。

イラストレーターの方や、紙の書類に書き込みをしながら作業をする方など、常に前のめりの姿勢をとる職種の方には、エンボディチェアは最適解ではない可能性があります。

背もたれ上部のカーブが肩を前に押し出してくれるため、PC作業程度の前傾なら問題ありませんが、極度の前傾姿勢を求めるなら、やはりアーロンチェアやオカムラのサブリナなど、前傾機能に特化したモデルの方が満足度は高いでしょう。

ご自身の作業スタイルを今一度見直してみてください。

中古品の購入リスクと保証規定について

エンボディチェアは新品価格が高額なため、中古市場での購入を検討される方も多いと思います。

しかし、ここで最も注意していただきたいのが「保証の継承不可」というルールです。

ハーマンミラーの12年保証は、正規販売店から購入した「ファーストオーナー」にのみ適用されます。

たとえ「新品未使用」としてメルカリなどで売られていても、一度人の手に渡ったものは保証対象外となります。

ハーマンミラー公式サイトの保証規定にも、保証の対象は「オリジナルの購入者」に限られる旨が明記されています。

リンク:ハーマンミラー公式「保証・サービス規定」

エンボディチェアは修理部品が高価で、万が一の故障時には数万円から十数万円の修理費がかかることもあります。

12年という長期間を安心して使い倒すための「保険料」込みだと考えれば、リスクを避けて新品を購入する方が、長期的なコストパフォーマンスは高いと私は考えています。

とはいえ、20万円は大きな出費ですよね。
少しでも安く、かつ安全に手に入れるなら、会員割引のある正規店か、レンタルという選択肢が賢明です。

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▼中古品のリスクと代替案を確認したい方はこちら

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オカムラコンテッサなど競合製品との比較

ハーマンミラーのエンボディチェアとオカムラのコンテッサ セコンダを背面から撮影した比較写真。それぞれの独自のデザイン、フレーム構造、メッシュとファブリックの違いが明確に示されている。

最後に、日本の至宝「オカムラ コンテッサ セコンダ」との比較についても触れておきましょう。

コンテッサの強みは、手元のレバーで座ったまま操作できる「スマートオペレーション」の利便性と、日本人の体格に合わせたサイズ感、そして高品質なメッシュ座面の座り心地です。

特にヘッドレストの完成度や、小柄な方へのフィット感に関しては、コンテッサに分があると言えます。

一方で、背中全体の動きへの追従性や、独特の「浮遊感」あるサポート力に関しては、エンボディチェアが唯一無二です。

  • 操作性とメッシュの快適さを重視するなら:コンテッサ セコンダ
        
  • 背骨のサポートと自由な動きを重視するなら:エンボディチェア

このように基準を持って選ぶと、後悔のない選択ができるはずです。

▼コンテッサ セコンダについて詳しく知りたい方はこちら!

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総括:エンボディチェアのレビュー

ここまでエンボディチェアについて詳細にレビューしてきましたが、この椅子は決して「魔法の椅子」ではありません。しかし、間違いなく「ワークスタイルを変える力を持ったツール」です。

きしみ音やヘッドレストの有無といった癖はありますが、背中全体を包み込みながら動きを妨げないその座り心地は、一度ハマると他の椅子には戻れない中毒性があります。

特に、デスクワークによる慢性的な身体の不調を感じている方や、自分の身体への投資を惜しまないプロフェッショナルの方にとって、エンボディチェアは最強のパートナーになり得るでしょう。

この記事が、あなたの「最高の一脚」選びの助けになれば幸いです。

正確な仕様や最新の価格については公式サイトをご確認ください。

また、腰痛などの症状が深刻な場合は、最終的な判断は医師や専門家にご相談されることをおすすめします。

【まとめ:早見表】

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この記事を書いた人

長年の編集者生活において、心身の不調をきっかけに「パフォーマンスを左右するツール」としての椅子の重要性を痛感。その経験から世界中のワーキングチェアを探求し、編集者ならではの客観的な視点と徹底したリサーチに基づき、専門的な情報を分かりやすく発信しています。あなたの健康と生産性を高める「運命の一脚」との出会いを誠実にサポートします。

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