高級チェアの床保護!チェアマットのラグ代用と選び方の正解
こんにちは。プレステージチェア、運営者の「RYO-MA」です。
高級なワークチェアを手に入れたものの、足元のフローリングや畳をどう守るかで悩んでいませんか。
専用の透明なチェアマットは機能的ですが、インテリアに馴染まないと感じることもありますよね。
そこで今回は、ニトリやカインズ、IKEA、あるいはしまむらやワークマンといった身近なお店で手に入るラグやカーペットを代用する方法について深掘りします。
おしゃれな部屋作りと床の傷防止を両立させるために、100均グッズの活用可否や床暖房への対応、ずれない設置方法まで、私なりの視点でリサーチした結果をシェアします。
- 専用マットを使わずにおしゃれに床を保護する具体的な代用アイデア
- ニトリやIKEAなど人気ブランド製品のチェアマット適性比較
- キャスターがスムーズに動くラグの素材と選び方のポイント
- マットを敷かずに床を守るキャスター交換という裏技
オフィスチェアに最適なチェアマットのラグ代用条件

せっかくこだわりのインテリアで書斎を整えても、足元に「いかにも事務用品」な半透明のビニールマットがあると、少しだけテンションが下がってしまうことってありますよね。
私もそうなんですが、部屋の雰囲気を壊さずに、でもしっかりと高価な床を守りたい。
そう考えると、自然と「ラグやカーペットで代用できないか?」という発想に行き着きます。
ただ、ここで一つ注意したいのが、「高級チェアは想像以上に重たい」という事実です。
重い椅子のフローリング傷防止と荷重対策

私たちが愛用するアーロンチェアやコンテッサのような高機能チェアは、本体だけで20kgから30kgほどの重量があります。
そこに自分の体重が加わるわけですから、キャスター1つあたりにかかる負担は相当なものです。
特にフローリングやクッションフロアの場合、キャスターの「点」で荷重がかかり続けると、表面の傷だけでなく、基材そのものが凹んだり、最悪の場合は板が剥離したりすることもあります。
薄手の布やレジャーシートでは意味がない?
ただの薄い布を敷いただけでは、キャスターの圧力はそのまま床に伝わってしまいます。
代用品を選ぶ際は、荷重を「点」から「面」に分散できるだけの「硬さ」あるいは「密度のある厚み」が絶対に必要になります。
ニトリのタイルカーペットは耐久性が優秀

いろいろな代用品を探してみましたが、個人的に「これが最適解かな」と思っているのが、ニトリのタイルカーペットです。
特に「東リ」などのメーカー品や、ニトリの「ハーゲン」シリーズなどは、オフィス利用にも耐えられるほどパイル(毛足)の密度が高く、キャスターが沈み込みにくいんですね。
- 汚れた部分だけ洗える:コーヒーをこぼしても、その1枚だけ外して洗ったり交換したりできます。
- サイズ調整が自由:L字デスクの足元など、部屋の形に合わせてカッターで切って敷き詰められます。
- デザイン性:2色を市松模様に並べるなど、インテリアに合わせた遊び心が発揮できます。
裏面に吸着加工がされているタイプを選べば、掃除機をかけてもズレませんし、何より「しっかり床を守っている」という安心感が違います。
カインズやしまむらの製品選びと注意点

ホームセンターの「カインズ」や、ファッションセンター「しまむら」にも魅力的なラグはたくさんありますよね。
カインズに関しては、特に「防音」や「防炎」といった機能性に優れたタイルカーペットが充実しています。
「静床ライト」のように厚みと重量がある製品なら、階下への騒音対策としても非常に優秀です。
一方で、しまむらのラグを選ぶ際には少し注意が必要です。
しまむらのラグは「リラックスして座る」ことを目的に作られているものが多く、肌触りが良くてふかふかしています。これはリビングには最高なんですが、キャスター付きの椅子には「柔らかすぎる」ことが多いんです。
低反発ウレタン入りのラグなどは、キャスターが埋まってしまって椅子が動かなくなる可能性があります。
もし選ぶなら、毛足が短く、指で押してもあまり沈まない硬めのタイプを探すのがポイントですね。
IKEAの平織りラグでデザイン性を確保

「どうしても部屋をおしゃれにしたい!」という方には、IKEAのラグが強い味方になります。
特に私が注目しているのは、「平織り(フラットウーブン)」と呼ばれるタイプのラグです。例えば「TIPHEDE(ティプヘデ)」のような製品ですね。
平織りのラグは毛足がないため、キャスターが引っかかることなくスムーズに転がります。見た目もコットンの風合いがナチュラルで、北欧インテリアにはバッチリハマります。
ただし、IKEAの平織りラグは薄手のものが多いので、そのまま敷くとすぐにグシャグシャになってしまいます。
必ず下に「滑り止めシート(STOPP FILTなど)」を併用して、クッション性とグリップ力を補強してあげるのがコツですね。
畳で代用するなら沈み込みと凹みに注意
和室をワークスペースにしている場合、畳の保護はフローリング以上に深刻な問題です。
畳はイ草という植物でできているので、キャスターの摩擦で簡単にささくれてしまいます。さらに怖いのが、畳床(芯材)ごとの陥没です。
畳での代用は「硬さ」が命
普通のラグを一枚敷いただけでは、畳の柔らかさゆえにキャスターごと沈み込んでしまい、
結果的に畳を傷めます。
畳の上で代用ラグを使うなら、「ウッドカーペット」や「硬質の保護シート」を敷いて土台を硬くし、
その上に好みのラグを敷くという「二重構造」にするのが最も安全かなと思います。
チェアマットのラグ代用で操作性を保つ工夫
代用品を使うと、「見た目は良くなったけど、椅子が動かしにくくなった…」という失敗が起こりがちです。
毎日のデスクワークでストレスを溜めないために、操作性をキープする工夫についても見ていきましょう。
100均やジョイントマットが不向きな理由
コストを抑えたい気持ちは痛いほどわかりますが、100円ショップ(ダイソーやセリア)のアイテムや、子供部屋によくあるEVA樹脂のジョイントマットを高級チェアのマット代わりにするのは、個人的にはあまりおすすめできません。
理由はシンプルで、「耐久性と硬度が足りないから」です。
| 素材・製品 | キャスター適性 | 主なデメリット |
|---|---|---|
| 100均の薄手マット | × | すぐに捲れ上がる、薄すぎて床を守りきれない |
| EVAジョイントマット | △ | 柔らかすぎてキャスターが沈む、継ぎ目が裂ける |
| オフィス用タイルカーペット | ◎ | 適度な硬さがありスムーズ、耐久性が高い |
特にジョイントマットは、座ったまま移動すると継ぎ目にキャスターがハマってしまい、メリメリと音を立てて外れてしまうことが多いんです。これだと仕事に集中できませんよね。
ワークマンのシートで個性を出す活用法
最近、キャンパーの間で人気なのが、ワークマンの「パラフィン帆布フィールドシート」です。
これは本来、アウトドアで地面に敷いたり薪を包んだりするためのタフな布なんですが、これを部屋に敷くと無骨なインダストリアルな雰囲気が一気に出ます。
防水性も高く、キャスターの摩擦で破れることはまずありません。
ただ、あくまで「布」なので、滑り止め機能はゼロです。
四隅をデスクの脚で踏むか、強力な両面テープで固定するなどのDIY的な工夫は必須になりますが、他人と被らない個性的な部屋を作りたいなら面白い選択肢だと思います。
マットがいらないウレタンキャスター交換

ここまで「何を敷くか」を話してきましたが、発想を逆転させて「何も敷かない」という選択肢もあります。
多くのオフィスチェアには、標準で「ナイロンキャスター」という硬い車輪がついています。
これはカーペットの上で転がりやすいように作られているため、フローリングで使うと滑りすぎて床を傷つけやすいんです。
そこで、キャスター自体を「ウレタンキャスター」に交換してしまいます。
ウレタンキャスターは表面が少し柔らかく、ゴムのようなグリップ力があります。これならフローリングを傷つけにくく、転がる音も静かです。
「ラグを敷いて部屋の雰囲気を変えたくない」
「ルンバの邪魔になるのが嫌だ」
という方は、数千円でできるこのカスタマイズが一番スマートかもしれません。
注意点:購入前のサイズ確認
キャスターの差し込み口の規格(軸径11mmなど)が椅子によって異なるので、購入前には必ず定規で測って適合確認をしてくださいね。
一般的に国内メーカーの多くは軸径11.12mmを採用していますが、IKEAなどの海外製チェアは10mm規格の場合があるため注意が必要です。
参考リンク:サンワサプライ「OAチェア用キャスター対応表(選び方)」
代用品がずれない方法と防音の最適解
どんなに良いラグを選んでも、椅子を動かすたびにズレてしまっては台無しです。
私が試して効果があったのは、「AKシール(東リ)」のような、床を傷めずに固定できる吸着テープを使うことです。これをラグの四隅と中央に貼るだけで、ビクともしなくなります。
また、マンションなどで階下への「ゴロゴロ音」が気になる場合は、1枚で解決しようとせず、「安価な防音マット」の上に「お気に入りのラグ」を重ねるサンドイッチ構造にすると、防音性能と見た目を両立できますよ。
まとめ:チェアマットのラグ代用
今回は、「チェアマット ラグ 代用」をテーマに、専用品を使わずに床を守る方法についてお話ししてきました。
結論として、機能とコストのバランスが最も良いのは「裏面吸着タイプのタイルカーペット(ニトリなど)」です。
もしデザインを優先するなら、IKEAなどの「平織りラグ」の下に「滑り止め」をしっかり仕込むのが正解かなと思います。
大切な椅子と床を長くきれいに使うために、ぜひあなたの部屋にぴったりのスタイルを見つけてみてくださいね。
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