デスクチェアのギシギシ音から解放!原因&対策を徹底解説

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デスクチェアのギシギシ音から解放!原因&対策を徹底解説

こんにちは。プレステージチェア、運営者の「RYO-MA」です。

毎日のデスクワークで愛用しているデスクチェアから、突然ギシギシと不快な音が鳴り始めて困っていませんか。

静かなオフィスや自宅の部屋で、少し動くたびにうるさい音が響くと、集中力が削がれてしまいますよね。

実は、私たちが直面するこの異音には、必ず明確な物理的な原因があります。

多くの人が直し方を探して検索されていますが、間違った場所に油を差してしまったり、5-56のような潤滑剤を不適切に使って状況を悪化させてしまったりするケースも少なくありません。

リクライニングのバネなのか、それともガスシリンダーの寿命なのか、音の発生源を正しく突き止めることが解決への第一歩です。

この記事では、私がこれまでに経験してきたメンテナンスの知識をもとに、誰でも安全にできる対処法を分かりやすくお伝えします。

この記事のポイント
  • ギシギシ音やキーキー音の種類から具体的な発生原因を特定する方法
  • 潤滑剤の正しい選び方と5-56を使用する際の重大な注意点
  • リクライニングや座面周りの異音を解消する具体的なメンテナンス手順
  • 修理で直らない場合の寿命の判断基準と買い替えのタイミング
デスクチェアからの異音に耳を傾け、発生源を特定しようとする日本人男性の様子。
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目次

デスクチェアのギシギシ音が発生する原因と対策

椅子から異音が聞こえ始めたとき、多くの人は「どこかが壊れたのではないか」と不安になるものです。

ここでは、音が鳴るメカニズムを解明し、今日からすぐに実践できる基本的な対策について解説していきます。

どこから鳴る?音の種類で特定する異音の場所

デスクチェアから聞こえる「音」は、椅子が発しているSOSサインです。

実は、その音の高さや質を聞き分けることで、不調の原因となっている場所がある程度特定できることをご存じでしょうか。

まず、「キーキー」という高い金属音が聞こえる場合、これは金属パーツ同士が直接擦れ合っている証拠です。主にリクライニングのスプリングや、座面下の可動部で油切れを起こしている可能性が高いでしょう。

一方で、「ギシギシ」や「ギュッギュッ」といった少し鈍い音の場合は、プラスチックやゴム、あるいは革素材などの樹脂パーツが擦れ合っているケースが考えられます。

音の聞き分けポイント

  • 高い「キーキー」音:金属同士の摩擦(油切れの可能性大)
  • 鈍い「ギシギシ」音:樹脂パーツや張り材の摩擦
  • 衝撃的な「バキバキ」音:構造的な破損や溶接剥離の危険信号

音源を特定する際は、一人で座りながら探すよりも、誰かに座って動いてもらい、別の人が耳を近づけて場所を探ると、驚くほど正確に原因箇所が見つかりますよ。

基本の直し方はボルトやネジの緩みを締める事

六角レンチを使ってデスクチェア座面裏のボルトを増し締めするメンテナンス作業の様子。
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「何か特別な修理が必要なのでは?」と身構える前に、真っ先に試していただきたいのがネジやボルトの増し締めです。

実は、異音の原因の多くは、単にネジが緩んでいることによるパーツ間の微細なズレや摩擦だったりします。

椅子は毎日私たちの体重を支え、振動を受け続けているため、どんなに高級な椅子であっても徐々にネジは緩んでいくものです。

座面の裏側や背もたれの連結部、アームレストの固定部などをチェックし、六角レンチやドライバーを使ってしっかりと締め直してみてください。

座面の裏側には、化粧カバーや不織布で隠されたネジが存在することがあります。カバーを外せる場合は、その下にあるメインの固定ボルトも忘れずにチェックしましょう。

締め直す際は、一箇所をいきなり全力で締めるのではなく、対角線を描くように順番に少しずつ締めていくのがコツです。これにより、フレームの歪みを防ぎながら均等に固定することができます。

5-56は危険?シリコンスプレーとグリスの使い分け

デスクチェアの異音解消に使用するシリコンスプレーとグリススプレー、メンテナンス用品一式。
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異音対策と聞くと、ホームセンターなどで手に入る「KURE 5-56」を思い浮かべる方が多いかもしれません。
しかし、一般的な5-56をデスクチェアに無造作に吹きかけるのは非常にリスキーです。

一般的な5-56に含まれる溶剤は、プラスチックやゴムを劣化させ、最悪の場合「ケミカルクラック」と呼ばれる割れを引き起こす原因になります。

呉工業(KURE)の公式サイトでも、通常の5-56は金属専用であり、樹脂パーツやゴムには使用しないよう明確に注意書きがなされています。

リンク:KURE公式Q&A「5-56はゴム、プラスチック、樹脂へ使用可能ですか?」

椅子は金属と樹脂が複雑に組み合わさっているため、場所に合わせて正しい潤滑剤を選ぶことが重要です。

潤滑剤の種類適した場所注意点
グリススプレー金属同士の可動部、バネ、回転軸粘度が高く長持ちするが、ホコリを呼びやすい
シリコンスプレー樹脂パーツ、キャスター軸、プラスチック接触部樹脂への攻撃性が低い。金属の高荷重部には不向き
通常の5-56固着したネジを緩める時のみ樹脂パーツにかかると割れる恐れあり。常用は避ける
5-56 無香性ゴム・樹脂を含む可動部ゴム・プラ対応タイプなら安全に使用可能

もし5-56を使いたい場合は、ゴム・プラスチックにも使える「無香性」タイプを選ぶか、金属部品だけにピンポイントで塗布し、周囲のプラスチックには絶対にかからないよう注意してください。

リクライニングのきしみは可動部への注油で解決

デスクチェアのリクライニングユニット可動部やスプリングに潤滑剤を注油する様子。
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背もたれを倒した時に「ギギーッ」と大きな音が鳴る場合、その犯人は座面下のメカニズムユニット内にあるコイルスプリングやピボット(回転軸)であることがほとんどです。

ここは非常に強い力がかかる場所なので、サラサラしたスプレーよりも、定着性の高い「グリススプレー」が効果を発揮します。

リクライニングの硬さを調整するノブを回してバネを緩め、スプリングの接触部分や可動軸の隙間に向かって、ノズルを使ってピンポイントでグリスを注入しましょう。

注油した後は、すぐに座ってリクライニング動作を10回ほど繰り返し、内部までグリスを馴染ませるのがポイントです。これだけで、嘘のように静かになることがよくあります。

背もたれと座面の摩擦音には緩衝材が効果的

金属的なきしみではなく、レザーチェアなどでよくある「ギュッギュッ」という音は、張り材同士やフレームが擦れて鳴っている音です。この場合、いくら油を差しても解決しませんし、むしろ革を痛めてしまいます。

こういったケースでは、物理的に摩擦を減らすアプローチが有効です。接触している隙間に、フェルトシートや薄いゴムパッキンなどの緩衝材を挟み込むことで、直接擦れ合うのを防ぐことができます。

本革や合皮同士が擦れて音が鳴る場合は、表面にベビーパウダーや専用のレザー保護クリームを塗るのも裏技的な解決策です。滑りが良くなり、不快な音が消えることがあります。

デスクチェアのギシギシ音が直らない場合の処置

基本的なメンテナンスをしても音が止まない、あるいは異音の質が変わってきたという場合は、パーツの寿命や構造的な問題が考えられます。

ここからは、もう少し踏み込んだ対処法と、引き際の見極めについてお話しします。

ガスシリンダーの交換はハンマーと潤滑剤が必要

ガスシリンダー交換のためにハンマーを使用してデスクチェアを分解する際の安全な作業風景。
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座面を支えるガスシリンダー(ガスリフト)から「ゴリゴリ」「バキッ」という音がし始めた場合、内部のベアリング摩耗やガタつきが原因の可能性があります。

この場合、シリンダーごとの交換が必要になりますが、これがなかなか一筋縄ではいきません。

シリンダーは体重で強力に食い込んでいるため、手で引っ張っても絶対に抜けません。交換には、大きめの金属ハンマーとパイプレンチ、そして固着を解くための潤滑剤が必須アイテムとなります。

ハンマーでシリンダーを叩き出す作業は、大きな音が出ますし、誤って自分の手や足を叩いてしまうリスクがあります。

また、外れた瞬間に重いシリンダーが足に落ちてくることもあるため、必ず靴を履き、安全には十分配慮して作業を行ってください。

正直なところ、交換用シリンダーの費用と手間、そしてリスクを考えると、安価な椅子の場合は買い替えてしまった方が経済的かつ安全な場合も多いですね。

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ニトリやIKEAなど組立家具特有の弱点とケア

私自身も利用することがありますが、ニトリやIKEAなどの「お客様組立(ノックダウン方式)」のチェアは、構造上どうしてもネジが緩みやすい傾向にあります。

特にIKEAのチェアなどは、脚部の組み立て向きが決まっていたり、初期の締め付けトルクが不足していたりすることで、早期にガタつきが発生することがあります。

ニトリの公式Q&Aでも推奨されている通り、「月に一度はネジの緩みを点検する」という習慣を持つことが、これらの椅子を長く快適に使うための最大の秘訣です。

もし頻繁に緩んでしまう場合は、ホームセンターで売っている「ネジロック剤(緩み止め)」をボルトの先端に少量塗布してから締め直すと、緩みを劇的に防ぐことができますよ。

ゲーミングチェアのきしみは側面金具を確認する

ゲーミングチェアの側面カバーを外し、リクライニング金具の不具合を確認する日本人。
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バケットシート形状が特徴的なゲーミングチェアでは、背もたれと座面をつなぐ側面の金属リクライニング金具から音が出ることが非常に多いです。

「ギギギ」という音が側面から聞こえたら、まずは側面のプラスチックカバーを外してみてください。

カバーの下にある固定ボルトが緩んでいないか確認し、可動するギア部分にグリススプレーを塗布することで、多くの場合は改善します。

また、座面内部の合板(木材)が乾燥や湿気で変形し、フレームと擦れて音が出ることもありますが、この場合は分解が難しいため、メーカーの保証対応を相談するのも一つの手です。

寿命の目安と買い替えを判断するバキバキ音

寿命を迎えた椅子の買い替えとして、新しく導入された清潔感のあるオフィスチェアと満足げなユーザー。
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メンテナンスで直る音なら良いのですが、中には「もう使用をやめるべき」という危険な音も存在します。
もし、座ったり動いたりした瞬間に「バキバキッ」「ガキンッ」という鋭い衝撃音が聞こえる場合は要注意です。

これは、フレームの溶接部分に亀裂(クラック)が入っていたり、金属自体が疲労骨折を起こしかけていたりするサインかもしれません。

日本オフィス家具協会(JOIFA)の規定でも、回転椅子の標準使用期間は「1日8時間使用で8年」と定められています。
この期間を過ぎると、外見はきれいでも内部の金属疲労が進行し、破損事故のリスクが高まるとされています。

リンク:JOIFA「標準使用期間について(オフィス家具の寿命)」

特に安価なモデルでは、3〜5年程度でこの限界を迎えることも珍しくありません。
構造的な破損が疑われる状態で使い続けると、突然座面が落下したり背もたれが折れたりして、大怪我につながる恐れがあります。

このような「バキバキ音」が聞こえたら、修理よりも自分自身の安全を優先し、買い替えを決断することをおすすめします。

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うるさいデスクチェアのギシギシ音を完全解決

デスクチェアの異音は、単にうるさいだけでなく、椅子が発している「メンテナンスしてほしい」というメッセージです。

今回ご紹介したように、音の種類を聞き分け、適切な場所に適切な潤滑剤を使うこと、そして何より定期的にネジを締め直すことで、多くのギシギシ音は解消できます。

しかし、形あるものには必ず寿命があります。

メンテナンスをしても改善しない場合や、明らかに異常な音がする場合は、無理に使い続けずに新しいパートナー(椅子)を探すのも、快適なデスクワーク環境を取り戻すための賢明な選択です。

ぜひ、この記事を参考に愛車のメンテナンスをするような気持ちで、椅子のケアをしてあげてくださいね。

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この記事を書いた人

長年の編集者生活において、心身の不調をきっかけに「パフォーマンスを左右するツール」としての椅子の重要性を痛感。その経験から世界中のワーキングチェアを探求し、編集者ならではの客観的な視点と徹底したリサーチに基づき、専門的な情報を分かりやすく発信しています。あなたの健康と生産性を高める「運命の一脚」との出会いを誠実にサポートします。

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