エルゴヒューマンとスチールケース比較!向き不向き&賢い選択

アイキャッチ画像(エルゴヒューマンとスチールケース比較!後悔しない椅子の選び方)

エルゴヒューマンとスチールケース比較!向き不向き&賢い選択

こんにちは。プレステージチェア、運営者の「RYO-MA」です。

ワークチェア選びの旅に出ると、必ずと言っていいほどぶつかる大きな壁がありますね。

それがエルゴヒューマンとスチールケースの比較ではないでしょうか。

ネットで検索してみても、どっちが良いのか、価格に見合う価値があるのか、いろいろな意見があって迷ってしまうことも多いはずです。

決して安い買い物ではないので、買ってから座り心地や寿命で後悔したくないというのは誰もが思うことかなと思います。

この記事では、私自身が実際に体験し、調べ上げた情報をもとに、両ブランドの決定的な違いや選び方のポイントを余すことなくお伝えします。

この記事のポイント
  • エルゴヒューマンとスチールケースの設計思想や機能の根本的な違い
  • 座り心地や腰痛対策におけるそれぞれのメリットとデメリット
  • 保証期間や市場価値から見るコストパフォーマンスの真実
  • あなたのワークスタイルに本当に適した一脚を見つけるための判断基準

【結論を急ぐ方】迷ったら自分の「重視するポイント」で選べば失敗しません

あなたのタイプ推奨モデル
休憩もしたい・コスパ重視[エルゴヒューマン Pro2] (オットマン付)
腰痛対策・耐久性重視[スチールケース Leap V2] (12年保証)
目次

エルゴヒューマン VS スチールケース【比較編】

まずは、この二大ブランドがそもそもどういう考えで作られているのか、そして具体的な機能や座り心地にどんな違いがあるのかを深掘りしていきましょう。

カタログスペックだけでは見えてこない、実際に座ってみて初めてわかる「感覚的な違い」も重視してお伝えしますね。

どっちを選ぶべきか?設計思想の違い

左側に多機能でメカニカルなエルゴヒューマンPro2、右側にシンプルで流線型のスチールケースLeap V2が並んだ比較写真。設計思想の違いを視覚的に表現。
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いきなり結論めいた話になりますが、この2つの椅子は「目指しているゴール」は同じでも、「そこに至るルート」が真逆なんです。

エルゴヒューマンは「ユーザーが自分で調整して合わせる」椅子です。

あちこちにレバーやダイヤルがついていて、それをカチャカチャといじりながら、自分の体型やその時の気分に合わせて最適なポジションを作っていく。

いわば「機能が目に見える」メカニカルな楽しさがあります。「自分でコントロールしている感」が欲しい人にはたまらない設計ですね。

一方で、スチールケースは「椅子が勝手に合わせてくれる」椅子と言えます。

スチールケースの哲学は「パッシブ・エルゴノミクス(受動的な人間工学)」といって、座る人が詳しく調整しなくても、姿勢を変えれば椅子が勝手に追従してくれるんです。

見た目はシンプルですが、中身はとんでもなくハイテク。

仕事に集中している間に、椅子の存在を忘れさせてくれるようなアプローチですね。

Pro2とLeap V2の機能比較

では、それぞれの代表的なモデルである「Ergohuman Pro2」と「Steelcase Leap V2」を比べてみましょう。

Pro2の凄さは、なんといっても「全部入り」のパッケージングです。

独立したランバーサポート(腰当て)、ヘッドレスト、アームレスト、さらにはオットマン(足置き)まで、最初からフル装備です。

特にPro2になってからは、前傾チルト機能も標準装備になり、書き物仕事にも強くなりました。

これだけの機能が詰まっていて、かつメカメカしい見た目は、所有欲をかなり満たしてくれます。

対するLeap V2は、機能の多さというよりは「背骨への追従性」に特化しています。

「ライブバック」という背もたれが、背骨の動きに合わせて変形し、「ナチュラル・グライド・システム」でリクライニングしても目線や手元の位置がズレないようになっています。

機能リストの多さではエルゴヒューマンに譲りますが、座ること自体の質の高さはずば抜けている印象ですね。

機能・特徴Ergohuman Pro2Steelcase Leap V2
ランバーサポート独立式(存在感強め・調整可)ライブバック(背中全体で支える)
リクライニングシンクロロッキングナチュラルグライド(座面連動)
ヘッドレスト標準装備(休憩に最適)オプション(作業補助的)
オットマン内蔵モデルありなし

あなたはどちらの機能を選びますか?

全部入りの満足感を味わうなら:メカニカルなデザインとオットマンの快適さは、所有する喜びを満たしてくれます。

世界最高峰の座り心地を手に入れるなら: 機能美を極めたLeap V2は、あなたの背骨を12年間守り続けてくれます。

座り心地を左右する素材の違い

左半分はエルゴヒューマンの通気性の良いメッシュ素材の拡大写真、右半分はスチールケースのクッション性のあるファブリックとウレタンフォームの拡大写真。
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ここも好みが真っ二つに分かれるポイントです。

エルゴヒューマンは基本的に「エラストメリック・メッシュ」を採用しています。

これのメリットは圧倒的な通気性。日本の蒸し暑い夏でも、お尻や背中が蒸れることはほとんどありません。

ハンモックのように体重を分散してくれるので、浮遊感のある座り心地です。

ただし、冬場はスースーして寒い(底冷えする)という声や、メッシュの枠(フレーム)が硬くて太ももに当たると痛い、というデメリットもあります。

スチールケースは伝統的な「ウレタンフォームとファブリック」です。

クッション性があり、お尻をどっしりと受け止めてくれる安定感があります。フレームが体に当たることがないので、どんな姿勢でも痛くなりにくいのが特徴ですね。

ただ、メッシュに比べると通気性は劣るので、暑がりの人は夏場に少し熱がこもる感覚があるかもしれません。

豆知識
実は、海外の高級オフィスチェアメーカーは、ハーマンミラー(アーロンチェア)以外はウレタン座面が主流なんです。
「長時間座って疲れないのは、やっぱりウレタンだよね」という考え方が根強いみたいですね。

ヘッドレストの有無と快適性の評価

オフィスでエルゴヒューマンPro2のリクライニング機能とオットマンを使い、リラックスして仮眠をとっている日本人女性の様子。
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「仕事の合間にリクライニングして仮眠を取りたい」という人にとって、ヘッドレストは超重要ですよね。

エルゴヒューマンに軍配が上がるかなと思います。

日本人の体型にも合わせやすく、角度調整もしやすいので、後傾姿勢でゆったり動画を見たり、寝たりするのに最適です。

一方で、スチールケース(特にLeap V2)のヘッドレストは、あくまで「作業中の頭を支えるもの」という位置付けに近いです。

リラックスしようとして背もたれを倒すと、ヘッドレストが頭を前に押し出してくるような感覚になることがあり、一部のユーザーからは「合わない」「邪魔」と言われることも。

スチールケースを選ぶなら、割り切って「ヘッドレストなし」で純粋なワークチェアとして使うのも賢い選択かもしれません。

腰痛対策におけるアプローチの差

腰痛持ちの方にとって、どちらが救世主になるのか。これは「腰への触れ方」の違いと言えます。

エルゴヒューマンの独立式ランバーサポートは、物理的に腰をグイッと押してくれる感覚が強いです。

「あ、支えられてるな」というのがハッキリわかります。

この押し出し感が気持ちいいという人もいれば、逆に強すぎて痛いと感じる人もいます(Pro2で硬さ調整ができるようになってだいぶ改善されましたが)。

強制的にS字カーブを作らされる感じです。

スチールケースは、背中全体を包み込んで圧力を逃がすアプローチです。

特定の場所を押すというよりは、背骨全体の負担を減らす感じですね。

なので、「腰を押される感覚」は弱いですが、長時間座った後の疲れにくさは特筆すべきものがあります。

要点まとめ

 ・「腰をしっかり押してほしい」派 ⇒ エルゴヒューマン

 ・「長時間座っても痛くならない自然さが欲しい」派 ⇒ スチールケース

エルゴヒューマン VS スチールケース【選び方編】

機能の違いがわかったところで、次はもう少し現実的な「選び方」の話をしましょう。

買ってから「失敗した!」とならないために、知っておくべきリスクや経済的な視点をお伝えします。

購入後に後悔する典型的なケース

高いお金を出して買ったのに後悔する…そんな悲劇を避けるために、よくある失敗パターンを知っておきましょう。

エルゴヒューマンで後悔するパターンの多くは、「サイズ感とメッシュの硬さ」です。

特に小柄な女性や痩せ型の方だと、メッシュの反発力が強すぎたり、座面の枠が太もも裏に当たって血流が悪くなったりすることがあります。

あとは、多機能すぎて結局レバーを触らなくなる、という贅沢な悩みも聞きますね。

スチールケースで後悔するのは、「リラックス性能への期待外れ」です。

「20万円もする椅子なんだから、最高の寝心地だろう」と思って買うと、少し違うかもしれません。

あくまで「働くための道具」として作られているので、ソファのような包容力を求めすぎると肩透かしを食らうかも。

あとは、デザインがシンプルすぎて「高い椅子を買った満足感が薄い」という声もたまにあります。

注意
どちらの椅子も重量が20kg以上あるので、床の保護(チェアマット)は必須です。
フローリングに直置きすると傷だらけになるので気をつけてくださいね。

寿命と保証期間に見る耐久性の差

日本の大規模なオフィスで、多数の社員がスチールケースのLeap V2チェアに座って仕事をしている様子。耐久性と信頼性の高さを表現。
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ここが一番シビアな現実かもしれません。
正直に言いますと、耐久性と保証に関してはスチールケースの圧勝です。

スチールケースは、構造体や座面メカニズム、ガスシリンダーなどの主要パーツに対して「最大12年」という、家電などでは考えられない長期保証を約束しています。

これは製品への絶対的な自信の表れであり、24時間365日の使用を想定したテストをクリアしているからこそできる数字です。

スチールケース日本公式オンラインショップの保証規定にも、この「12年保証」の対象範囲が明確に記載されています。

リンク:Steelcase「製品保証(Warranty)について」

対するエルゴヒューマンなどの一般的なオフィスチェアは、可動部の保証が「2年〜3年」であることが多いです。


普通に使っていれば10年、20年と持つ「一生モノ」の堅牢さを求めるなら、初期投資が高くてもスチールケースを選ぶ価値は十分にあります。

新品か中古か?市場価値の分析

お財布事情に合わせて、賢い買い方を提案させてください。

もしあなたの予算が15万円前後なら、迷わず「新品のErgohuman Pro2」をおすすめします。

新品の気持ちよさと、最新機能をフルに享受できる満足感は代えがたいものがあります。

しかし、もし予算が3万円〜5万円しかないとしたら?

安い無名の椅子を買うくらいなら、「中古のSteelcase Leap V2」を探すことをおすすめします。

スチールケースは企業のオフィスで大量に使われているので、中古市場に良質なタマ数がたくさん流れてくるんです。

定価20万円クラスの椅子が、中古なら数万円で手に入る。しかも耐久性が化け物級なので、中古でも機能的には全く問題ないことが多いんです。

賢い選択

 ・新品ピカピカの多機能が欲しい ⇒ エルゴヒューマン

 ・コスパ最強でハイエンドの座り心地が欲しい ⇒ 中古のスチールケース

Gestureが推奨されるユーザー層

スチールケースにはLeap V2以外に、「Gesture(ジェスチャー)」というモデルもあります。

これは現代のデジタルデバイス事情に合わせて作られた椅子です。

最大の特徴は「360アーム」と呼ばれるアームレスト。これ、本当にすごいです。

スマホをいじる時のように腕を体の前で構えても、アームレストが内側にグイッと動いて肘を支えてくれます。

PC作業だけでなく、タブレットやスマホを頻繁に使う人、あるいは絵を描くクリエイターの方には、Leap V2やエルゴヒューマンよりもGestureの方が幸せになれる可能性が高いですよ。

スマホやタブレット、液タブを使う現代のクリエイターにとって、Gestureのアームレストは革命的です。

この自由度は他の椅子では味わえません。

\ クリエイターのための最強チェア /

結論:エルゴヒューマン VS スチールケース

長くなりましたが、最後に私なりの結論をまとめますね。

Ergohuman Pro2を選ぶべき人
  • 椅子の上でリラックスしたり、仮眠をとったりしたい「ON/OFF兼用」派
  • 暑がりで、メッシュの通気性が絶対に欲しい人
  • メカニカルなデザインと、自分で調整するガジェット感が好きな人
Steelcase Leap V2を選ぶべき人
  • 1日8時間以上座りっぱなしで、とにかく腰の負担を減らしたい「ガチ作業」派
  • 面倒な調整はしたくない、座るだけで快適になりたい人
  • 10年以上使える耐久性と保証を重視する、長期投資派

どちらも素晴らしい椅子であることは間違いありません。

ただ、最終的には「あなたの体との相性」がすべてです。

可能であれば、大塚家具や取扱店に行って、靴を脱いで30分くらい試座してみてください。

この記事が、あなたのベストパートナー選びの参考になれば嬉しいです。

免責事項:
本記事の情報は執筆時点の著者の知見に基づくものであり、製品の仕様や価格は変更される場合があります。正確な最新情報は必ず各メーカーの公式サイトをご確認ください。また、腰痛への効果には個人差がありますので、医学的な判断は専門家にご相談ください。

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この記事を書いた人

長年の編集者生活において、心身の不調をきっかけに「パフォーマンスを左右するツール」としての椅子の重要性を痛感。その経験から世界中のワーキングチェアを探求し、編集者ならではの客観的な視点と徹底したリサーチに基づき、専門的な情報を分かりやすく発信しています。あなたの健康と生産性を高める「運命の一脚」との出会いを誠実にサポートします。

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