オフィスチェアのメッシュにデメリット?後悔する前に知るべき真実
こんにちは。プレステージチェア、運営者の「RYO-MA」です。
オフィスチェアといえばメッシュ素材というイメージが定着していますが、実は購入してから思わぬデメリットに気づいて後悔するケースが少なくありません。
通気性が良いから快適だと思って買ったのに冬場は想像以上に寒さが厳しかったり、長く使っていると網目の間に溜まった埃の掃除に悩まされたりすることがあります。
また、意外と知られていないのが大切な服の生地が傷んでしまったり、飼っている猫が爪とぎをしてボロボロにしてしまったりというトラブルです。
さらには体にフィットするはずが逆に腰痛の原因になってしまうこともあるため、自分に合っているかどうかを慎重に見極める必要があります。
- メッシュチェア特有の寒さや掃除のしにくさといった生活面でのデメリット
- 大切な衣服へのダメージやペットとの共存におけるリスク
- 構造上の特性が引き起こす腰痛や身体への負担メカニズム
- 自分にとってメッシュ素材が本当に適しているかの判断基準
オフィスチェアのメッシュにあるデメリットと後悔の理由
メッシュ素材のチェアは見た目もスタイリッシュで、蒸れないという大きなメリットがあるのは間違いありません。
しかし、実際に長く使ってみると、「こんなはずじゃなかった」と感じるポイントがいくつか出てくるのも事実です。
ここでは、日常生活の中で直面しやすい代表的なデメリットについて、私の経験も交えながらお話ししていこうと思います。
冬場に寒いという欠点と対策

メッシュチェア最大のメリットである「通気性の良さ」は、冬場になると最大の敵、「寒さ」へと変わります。
これは決して大げさな話ではなく、実際に多くの方が悩んでいるポイントですね。
ウレタンやファブリックの椅子なら、座っている間に自分の体温で座面や背面がほんのりと温まり、それが断熱材のような役割を果たしてくれます。
しかし、メッシュ素材は風をスースー通してしまうため、体温がどんどん奪われていくんです。
これを専門的には「強制対流」や「放射冷却」なんて呼ぶそうですが、要するに「常に背中やお尻から熱が逃げ続けている状態」になるわけです。
特に冷え性の方にとっては、足元だけでなく、太ももやお尻のあたりが底冷えしてくる感覚はかなり辛いものがあるかもしれません。
私も冬場に換気のために窓を開けたときなど、背中を通り抜ける冷気でゾクッとした経験があります。
対策として座布団やブランケットを使う方が多いですが、座布団を敷くとせっかくのメッシュの体圧分散効果(ハンモックのような浮遊感)が失われてしまうというジレンマが発生します。
さらに、座面の高さが変わることでランバーサポートの位置がズレてしまうこともあるので注意が必要です。
掃除が困難で埃が溜まる問題

「メッシュならサッと拭くだけで綺麗になりそう」と思っていませんか?
実はこれ、大きな誤解なんです。
長期間使っていると、衛生面での管理が意外と難しいことに気づかされます。
メッシュの網目は、おろし金のように衣服の繊維や皮膚の角質を少しずつ削り取ってしまう性質があります。削られた微細なゴミは網目を通り抜けて、座面の下にある機械部分(リクライニングの機構など)に降り積もっていきます。
これを私は密かに「座面下の雪積もり現象」と呼んでいるのですが、一度溜まってしまうと掃除が本当に大変なんです。
普通の掃除機やハンディクリーナーでは、メッシュ越しに下の機械部分の埃を吸い取ることはほぼ不可能です。かといって、エアダスターで吹き飛ばそうとすれば、部屋中に埃が舞い上がってしまいますよね。
さらに厄介なのが、液体をこぼしてしまった場合です。
ウレタンなら表面で止まることもありますが、メッシュは即座に透過して下の金属部品にかかってしまいます。これが錆びや異音、悪臭の原因になることもあるので、飲み物を飲みながらの作業には細心の注意が必要です。

服が傷むことや毛玉のリスク

これも意外と見落としがちなポイントですが、お気に入りの服がメッシュチェアによってダメージを受けることがあります。特にウール素材のニットやセーター、繊細なスーツのズボンなどは要注意です。
メッシュ素材は体を滑らせないように、ある程度の摩擦抵抗を持たせて作られています。素材によっては表面がザラザラしているものもあり、座ったり立ったりするたびに、衣服に対してヤスリがけをしているような状態になってしまうんです。
「最近、背中のあたりだけニットに毛玉ができるな」と感じたら、犯人は椅子かもしれません。安価なメッシュチェアほど繊維が粗く、攻撃性が高い傾向にありますが、高級なチェアであってもウレタン素材に比べればリスクは高くなります。
大切な衣類を守るためには、冬場でも部屋着に着替えるか、メッシュチェア専用のカバーをかけるといった対策が有効です。ただし、カバーをかけると通気性やデザイン性が損なわれてしまうのが悩ましいところですね。
猫による爪とぎ被害の深刻さ

もしご自宅で猫を飼っているなら、メッシュチェアの導入は慎重になったほうがいいかもしれません。猫にとって、あのメッシュの適度な弾力と引っかかり具合は、「究極の爪とぎスポット」として魅力的に映ってしまうようなんです。
ファブリック(布)の椅子であれば、多少爪を研がれても表面が毛羽立つ程度で済むことが多いですが、メッシュの場合は構造そのものが破壊されてしまいます。
爪が一本の繊維を切断しただけで、そこから張力のバランスが崩れ、穴が広がったり裂けてしまったりするリスクがあるんです。
一度破れてしまったメッシュは、部分的な修理が難しく、背もたれや座面のフレームごと交換になるケースがほとんどです。
その修理費用はかなり高額になることが多く、泣く泣く椅子ごと買い換えることになったという話もよく耳にします。
買って後悔する人の特徴
ここまで挙げてきたデメリットを踏まえると、メッシュチェアを買って後悔しやすい人の傾向が見えてきます。
- 極度の寒がりで、冬場の室温調整が難しい環境にいる人
- 掃除が苦手で、座面下の見えない部分の埃まで気にするのが面倒な人
- ウールやニットなど、デリケートな素材の服を着て作業することが多い人
- 猫を室内飼いしていて、爪とぎ対策に自信がない人
これらに当てはまる場合は、流行りだからといって安易にメッシュを選ぶのではなく、従来のクッションチェアやレザーチェアも選択肢に入れて検討してみることを強くおすすめします。
オフィスチェアのメッシュのデメリットと腰痛への影響
「人間工学に基づいているから腰にいいはず」と信じて購入したのに、逆に腰痛が悪化してしまったという声もちらほら聞こえてきます。
もちろんメッシュチェア自体が悪いわけではありませんが、構造的な特性が体に合わないケースがあるんです。
腰痛が悪化する姿勢の崩れ

メッシュチェアの座り心地は、よくハンモックやトランポリンに例えられます。これは「面」ではなく「張力」で体を支えているためですが、この特性が人によっては姿勢の崩れを引き起こす原因になります。
座った時、体重の重いお尻(骨盤部分)は深く沈み込みますが、比較的軽い太ももの部分はあまり沈みません。この高低差によって骨盤が後ろに倒れやすくなり、自然と「猫背」の状態が誘発されてしまうことがあるんです。
しっかりと腰をサポートする機能(ランバーサポート)がついていればある程度防げますが、調整が甘かったり機能が不十分だったりすると、長時間悪い姿勢で固定され、腰への負担が蓄積してしまいます。
座面が硬いことによる圧迫感
「メッシュ=柔らかい」というイメージをお持ちの方もいるかもしれませんが、実は耐久性を確保するために、かなり強く張り詰めてある製品が多いです。
特に樹脂製のエラストメリックメッシュなどは高反発で、人によっては「木の板に座っているようだ」と感じることもあります。
ふんわりと包み込まれるような座り心地を求めている場合、この独特の硬さと反発力に馴染めず、お尻の骨(坐骨)が痛くなってしまうことがあります。
クッション性がない分、体圧分散がうまくいかずに一点に負担が集中してしまうんですね。

フレームが太ももに当たる痛み
これはメッシュチェア特有の構造的な問題です。
メッシュをピンと張るためには、座面の周囲を硬いフレーム(枠)で囲む必要があります。
この座面前端にある硬いフレームが、太ももの裏や膝裏に当たって圧迫してしまうことがあります。
特に小柄な方や、座面の奥行き調整が合っていない場合、このフレームが血管や神経を圧迫し、足のむくみや痺れ、冷えを引き起こす原因になります。
これを防ぐために、最近の高級チェアではフレームが当たらないような工夫がされているものもありますが、安価なモデルでは依然として多い悩みの一つです。
また、この硬いフレームがあるせいで、あぐらをかいたり足を崩したりといった自由な姿勢が取りにくいのもデメリットと言えます。
常に「正しい姿勢」を強いられるのは良いことのようですが、長時間の作業では逆に窮屈に感じてしまうかもしれません。
フレームが太ももに当たる痛み
これはメッシュチェア特有の構造的な問題です。
メッシュをピンと張るためには、座面の周囲を硬いフレーム(枠)で囲む必要があります。
この座面前端にある硬いフレームが、太ももの裏や膝裏に当たって圧迫してしまうことがあります。
特に小柄な方や、座面の奥行き調整が合っていない場合、このフレームが血管や神経を圧迫し、足のむくみや痺れ、冷えを引き起こす原因になります。
実際、日本のオフィス家具メーカーであるオカムラなども、座面先端にかかる圧力を分散させることが疲労軽減の鍵であるとして、ウレタンの硬さを場所によって変える(異硬度クッション)などの研究開発を行っています。
人間工学の観点からも、太もも裏の血流を阻害しない設計は非常に重要視されているのです。
また、この硬いフレームがあるせいで、あぐらをかいたり足を崩したりといった自由な姿勢が取りにくいのもデメリットと言えます。
常に「正しい姿勢」を強いられるのは良いことのようですが、長時間の作業では逆に窮屈に感じてしまうかもしれません。

耐久性と経年劣化でのへたり
メッシュ素材は「ウレタンのように潰れないから長持ちする」と言われることがありますが、劣化の仕方が違うだけで、永遠に使えるわけではありません。
長年使っていると、繊維が伸びて「緩んでくる」という劣化を辿ります。ハンモックの紐が伸びて地面についてしまうのと同じように、座面が沈み込みすぎてしまい、底付き感(お尻が下の機械部に触れる感覚)が出てくることがあります。
特に体重が重い方の場合、この「伸び」の進行が早くなる傾向があります。一度伸びきってしまったメッシュは元には戻らないため、張り替えか買い替えが必要になります。
オフィスチェアのメッシュのデメリットを理解して選ぶ

ここまで厳しいことばかりをお伝えしてきましたが、もちろんメッシュチェアには「圧倒的な通気性」や「軽快なデザイン」という素晴らしいメリットがあります。
重要なのは、メリットとデメリットを天秤にかけ、自分のライフスタイルや体質に合っているかを冷静に判断することです。
もしあなたが「暑がりで汗っかき」で「猫を飼っておらず」「こまめなメンテナンスも苦にならない」のであれば、メッシュチェアは最高のパートナーになるはずです。
逆に、「寒がり」で「フカフカの座り心地が好き」なら、ウレタンやファブリックのチェアを選んだほうが幸せになれるかもしれません。
椅子選びで失敗しないためには、スペック表だけを見るのではなく、こういったリアルな使用感やネガティブな側面もしっかりと考慮に入れることが大切かなと思います。
ぜひ、あなたにとってベストな一脚を見つけてくださいね。
※本記事の情報は一般的な傾向に基づく解説です。製品の仕様や体感には個人差がありますので、購入の際は実際に試座をするなどして、ご自身の体で確認することをおすすめします。

