オフィスチェアのメッシュ掃除!水洗いNGの理由と叩き拭き手順

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オフィスチェアのメッシュ掃除!水洗いNGの理由と叩き拭き手順

こんにちは。プレステージチェア、運営者の「RYO-MA」です。

毎日仕事で使っているオフィスチェア、ふと見るとメッシュの隙間にホコリが溜まっていたり、座面にうっすらとシミがあったりして気になっていませんか。

特に暑い季節などは汗もしみ込んでいるでしょうから、衛生面でのカビや臭いも心配になってくるかなと思います。

すっきり綺麗にしようとして、お風呂場でシャワーを使って丸洗いをしたり、オキシクリーンや重曹を使って自己流の洗い方を試そうとしたりする方もいるかもしれません。

でも、高価なメッシュ素材のチェアを間違った方法で掃除してしまうと、取り返しのつかない故障につながることもあるので注意が必要です。

今回は、大切な椅子を長く使い続けるための正しいメンテナンス方法について、私自身の経験も踏まえてお話ししていきたいと思います。

この記事のポイント
  • 水洗いや分解掃除がメッシュ素材に及ぼす致命的なリスクについて理解できる
  • 重曹や中性洗剤を使った安全かつ効果的な「叩き拭き」の手順を習得できる
  • オキシクリーンを使用する際の日本版の選び方や温度管理の重要性がわかる
  • アーロンチェアやバロンチェアなど主要メーカー推奨のケア方法を知れる
目次

メッシュのオフィスチェア掃除で水洗いがNGな理由

オフィスチェアを風呂場でシャワー洗浄することの危険性を示すイメージ
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メッシュ素材のオフィスチェアを使っていると、「網目状になっているし、水を通すからシャワーで丸洗いしても大丈夫なんじゃないか?」と思ってしまうこと、ありますよね。

実はこれ、メッシュチェアにとって最も危険な行為のひとつなんです。

ここでは、なぜ水洗いが推奨されないのか、そのリスクについて詳しく見ていきましょう。

風呂場でシャワーをかける洗い方は絶対禁止

まず結論から言うと、お風呂場でのシャワーによる丸洗いは絶対にNGです。

メッシュ素材は、体重を支えるためにフレームに対して非常に強い「張力(テンション)」がかかった状態で固定されています。

ここに大量の水分を含ませてしまうと、乾燥する過程で繊維が収縮(シュリンク)しようとする力が働き、設計以上の負荷がかかってしまうことがあるんです。

その結果、座面の張りが不均一になったり、最悪の場合はメッシュが破れたりフレームが歪んだりする原因になります。

サビによる機能不全のリスク

座面の下には、リクライニングや昇降を司る金属部品が密集しています。

これらに水がかかると、内部に水分が残りやすく、赤サビや白サビが発生します。

サビはギシギシという不快な異音の原因になるだけでなく、昇降機能が壊れてしまうことにもつながりかねません。

「乾かせば大丈夫」と思いがちですが、内部に入り込んだ水分は簡単には抜けません。

大切なチェアを守るためにも、水洗いは避けておくのが無難かなと思います。

背もたれの分解や外し方は破損を招く恐れがある

「隅々まで綺麗にしたいから」と、背もたれや座面を分解して掃除しようと考える方もいるかもしれません。

DIYが得意な方ならできそうに思えますが、オフィスチェアの分解も非常にリスクが高い行為です。

特にガスシリンダー部分は、長年の使用で金属同士が強く噛み合って固着しているケースがほとんどです。これを外そうとしてハンマーで叩いたりすると、フレーム自体を破損させてしまうことがあります。

また、ユーザー自身による分解や改造は、多くのメーカーで保証対象外となってしまいます。数年、十数年と長く使えるはずの保証を自ら捨ててしまうのはもったいないですよね。

無理に分解せず、手の届く範囲でケアをしていくのが、長く愛用するコツだと私は考えています。

掃除機とブラシで網目のホコリを除去する方法

柔らかいブラシと掃除機を使ってメッシュのホコリを優しく掃除する様子
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日常的なメンテナンスとして最も効果的で安全なのが、掃除機とブラシを使ったホコリ取りです。

メッシュの隙間には意外とホコリが溜まっていて、これが湿気を吸うとカビの原因にもなってしまいます。

週に1回程度で良いので、以下の手順を試してみてください。

  1. ブラッシング:柔らかいブラシ(馬毛ブラシや使い古した歯ブラシなど)を使って、網目に沿って優しく撫でるようにホコリを浮かせます。
  2. バキューム:掃除機にブラシノズルを装着し、浮かせたホコリを吸い取ります。

ここで重要なのは、硬いナイロンブラシなどでゴシゴシこすらないことです。

メッシュの繊維が毛羽立ってしまい、肌触りが悪くなる原因になります。優しくケアしてあげてくださいね。

スチームクリーナーやスライムの使用は避ける

掃除グッズとして人気のスチームクリーナーや、ゲル状のクリーナー(スライム)ですが、これらもメッシュチェアには不向きだと私は考えています。

家庭用のスチームクリーナーの多くは、高温の蒸気を噴射するだけで、水分を吸い取る機能がありません。そのため、熱と水分がメッシュやクッションに残ってしまい、素材の変形やカビの原因になり得ます。

プロが使う業務用の「リンサー」とは別物だと認識しておいたほうが良いでしょう。

スライム(ゲルクリーナー)の落とし穴

キーボード掃除などで便利なスライムですが、メッシュの細かい網目の奥に入り込むと、ちぎれて取れなくなる事故が多発しています。

取れなくなったゲルは見た目も悪いですし、そこから汚れが付着しやすくなるので、使用は避けたほうが無難ですね。

自分で手入れする際の準備物と中性洗剤の選び方

オフィスチェアの掃除に必要な中性洗剤、クロス、ブラシなどの道具一式
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では、具体的に何を使って掃除すれば良いのでしょうか。私がおすすめする基本のセットは以下の通りです。

アイテム名選び方のポイント・役割
中性洗剤食器用洗剤やおしゃれ着洗剤など。素材への攻撃性が最も低く安全です。
マイクロファイバークロス繊維が細かく、メッシュの凹凸に入り込んだ汚れを吸着してくれます。
柔らかいブラシ馬毛ブラシや歯ブラシ。硬いブラシはNG。
バケツ・洗面器ぬるま湯で洗浄液を作るために使います。

洗剤は、必ず「中性」のものを選んでください。

アルカリ性や酸性の洗剤は洗浄力が高い反面、メッシュの樹脂素材や金属パーツを傷める可能性があります。

まずは優しい洗剤から試すのが、失敗しないコツかなと思います。

メッシュのオフィスチェア掃除に有効な洗浄手順

ここからは、実際に汚れが気になってきた時の具体的な洗浄手順をご紹介します。

「こする」のではなく「叩く」のがキーワードです。

重曹を使って座面の頑固な皮脂汚れを落とす

重曹水を含ませたクロスでメッシュ座面を叩き拭きして汚れを落とす手順
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座面や背もたれの黒ずみ、実は皮脂汚れが酸性化していることが多いんです。そんな時は、弱アルカリ性の「重曹」が活躍します。

【重曹水を使った叩き拭き手順】

  1. ぬるま湯1リットルに対し、重曹大さじ4杯程度をよく溶かします。
  2. マイクロファイバークロスを浸し、水滴が垂れないよう限界まで固く絞ります
  3. 汚れた部分にクロスを当て、上からトントンと軽く叩くようにして汚れをクロスに移し取ります。
  4. 最後に真水で濡らして固く絞ったクロスで、重曹成分が残らないよう丁寧に清め拭き(すすぎ拭き)をします。

重曹には消臭効果もあるので、汗の臭いが気になる時にもぴったりですね。ただし、粉が残ると白くなってしまうので、最後の水拭きは念入りに行いましょう。

黄ばみ対策にオキシクリーンを使う際の注意点

「オキシ漬け」で有名なオキシクリーン(酸素系漂白剤)ですが、オフィスチェアに使う場合は細心の注意が必要です。強力な洗浄力がある分、リスクも高いからです。

まず、使用するのは「日本版」のオキシクリーンを選んでください。

アメリカ版には界面活性剤(泡立つ成分)が含まれており、すすぎができないチェア掃除では成分が残留してヌルヌルの原因になります。

アルミパーツへの付着は厳禁!

オフィスチェアのアルミ製脚部を腐食から守るための丁寧な拭き上げ
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オキシクリーンのアルカリ成分は、脚部などに使われるアルミダイキャストを変色・腐食させる恐れがあります。

金属部分には絶対に液が付かないよう養生するか、付いたら即座に拭き取ってください。

また、効果を出すには40℃〜60℃のお湯が必要ですが、作り置きはせず、使う直前に必要な分だけ作るようにしましょう。

飲み物のシミやカビにはアルコール消毒が有効

コーヒーをこぼしてしまったり、湿気でカビが生えてしまったりした場合は、緊急対応が必要です。

カビを発見したら、まずは胞子を吸い込まないようマスクを着用し、換気をしましょう。その上で、消毒用エタノール(アルコール)を布に含ませて拭き取るのが有効です。

ただし、アルコールは樹脂やコーティングを溶かす可能性があります。

必ず座面の裏側など目立たない場所で色落ちテストを行ってから、慎重に使用してくださいね。

全体にスプレーするのではなく、カビの部分だけピンポイントで対処するのがコツです。

アーロンチェアなど主要メーカーの推奨メンテ

高機能チェアは、メーカーごとに推奨されるお手入れ方法が異なります。
長く使うためにも、公式の指針を知っておくことは大切です。

Herman Miller(ハーマンミラー)

アーロンチェアに使われている「ペリクル」というメッシュ素材は、通常の掃除には掃除機が推奨されています。

水性のシミには泡状にしたクリーナー、油性のシミにはドライクリーニング用の溶液を使うよう案内されていますが、ゴシゴシこすることや回転ブラシの使用は禁止されています。

公式サイトでも、素材ごとの詳細なケア方法や、やってはいけない禁止事項が明確に記載されていますので、作業前に一度目を通しておくことをおすすめします。

リンク:ハーマンミラー公式「メンテナンス」

オカムラ(バロン、コンテッサなど)

日本のメーカーであるオカムラも、基本はブラッシングと掃除機です。

汚れがひどい場合は薄めた中性洗剤を使用し、その後水拭き・乾拭きを行います。

シンナーやベンジンはもちろん、変色の原因になる次亜塩素酸水の使用も避けるよう公式FAQで注意喚起されています。

リンク:オカムラ公式FAQ「よくあるご質問(チェアのお手入れ方法)」
※検索窓に「お手入れ」と入力すると、メッシュや布地ごとの詳細手順が確認できます。

メッシュのオフィスチェア掃除は叩き拭きが鉄則

正しいメンテナンスで清潔になったメッシュチェアに座り仕事をする日本人男性
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ここまで様々な方法をご紹介してきましたが、結局のところ、メッシュチェア掃除の極意は「水洗いせず、中性洗剤や重曹で優しく叩き拭きをする」という点に集約されます。

こすって汚れを落とそうとすると、メッシュが伸びたり毛羽立ったりして、座り心地まで変わってしまいかねません。手間はかかりますが、トントンと根気よく汚れを移し取る「叩き拭き」こそが、大切な椅子を守りながら綺麗にする最短ルートかなと思います。

どうしても落ちない汚れや、自分でやるのが怖い場合は、無理せずプロのクリーニング業者に依頼するのも賢い選択です。資産価値を損なわないよう、適切なケアで快適なデスクワーク環境を維持していきましょう。

※本記事の情報は一般的なメンテナンス方法を紹介するものです。製品ごとの詳細な取り扱いについては、必ず各メーカーの取扱説明書をご確認ください。また、薬剤の使用による変色や劣化については自己責任となりますので、目立たない場所でのテストを推奨します。

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この記事を書いた人

長年の編集者生活において、心身の不調をきっかけに「パフォーマンスを左右するツール」としての椅子の重要性を痛感。その経験から世界中のワーキングチェアを探求し、編集者ならではの客観的な視点と徹底したリサーチに基づき、専門的な情報を分かりやすく発信しています。あなたの健康と生産性を高める「運命の一脚」との出会いを誠実にサポートします。

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