オフィスチェア座面高さ70cmの選び方!疲れない環境を作るコツ
こんにちは。プレステージチェア、運営者の「RYO-MA」です。
高さ1メートル前後のハイカウンターやスタンディングデスクを導入したものの、普通の椅子では高さが足りず、どうも作業がしづらいと感じていませんか。
オフィスチェアの座面高さ70cmに関する情報を探してはいるものの、長時間座っても疲れない椅子はどれなのか、そもそも自分の体格でその高さの椅子を使って大丈夫なのかと不安を感じている方も多いかもしれません。
実はこの「座面高70cm」という特殊な環境で快適に過ごすためには、ただ座面が高い椅子を選ぶだけではなく、机との距離感や足元のケアといったいくつかの重要なルールが存在するのです。
- 身長とデスクの高さから導き出す最適な差尺の計算方法
- 足のむくみや腰痛などの不調を防ぐためのフットレストの重要性
- 長時間作業に適した高機能モデルとインテリア重視モデルの決定的な違い
- オフィスチェア座面高さ70cmのおすすめ製品と選び方の注意点
オフィスチェア座面高さ70cmの選び方と疲れない基準
一般的なオフィスチェアの座面高は40cmから45cm程度ですが、座面高さ70cmを求める場合、それは特殊な作業環境であることを意味します。
ここでは、単に「座れる」だけでなく、「快適に作業できる」ための選び方の基準を、具体的な数値や身体への負担の観点から解説していきますね。
差尺で決まる!最適な座面高と身長の計算方法
椅子選びにおいて最も重要なのが、机の天板から座面までの垂直距離である「差尺(さしゃく)」です。
この差尺が適切でないと、肩こりや腰痛の原因になってしまいます。
一般的に、最適な差尺は以下の計算式で求められます。
この数値は、日本オフィス家具協会(JOIFA)などのガイドラインでも推奨されている、無理のない姿勢で作業するための人間工学的な基準です。
最適な差尺 = 身長 × 1/6
例えば、身長170cmの方であれば、約28cmが適切な差尺となります。
これを座面高さ70cmの椅子に当てはめると、机の高さは「70cm + 28cm = 98cm」となり、約1メートル前後のハイカウンターやスタンディングデスクでの利用が前提となることがわかりますね。
ご自身の身長を入力するだけで、最適な椅子の高さと机の高さを自動で計算してくれる便利なツールもあります。
「自分の身長だと、机は何センチであるべきか?」を事前にシミュレーションしておくと失敗がありません。
差尺計算のポイント
適切な机の高さ = 座面の高さ + 差尺(27cm〜30cm程度)
座面高70cmの椅子を使うなら、机の高さは95cm〜100cm程度が必要です。
もし机がこれより低い場合、猫背になりやすく身体への負担が大きくなるので注意してください。
腰痛を防ぐには背もたれ付きの高機能モデルが推奨

ハイチェアというと、背もたれが低いカウンターチェアや、丸い座面だけのスツールをイメージする方も多いかもしれません。
カフェのように短時間座るだけであればそれでも問題ありませんが、テレワークや製図などで数時間以上座り続ける場合は、背もたれ付きのモデルを強くおすすめします。
特に「製図用チェア」や「オペレーターチェア」と呼ばれるカテゴリーの製品は、オフィス家具メーカーが人間工学に基づいて設計しています。
これらは座面の位置が高いだけでなく、しっかりとした背もたれやリクライニング機能、ランバーサポート(腰当て)を備えているため、体圧を分散し、長時間の作業でも腰への負担を最小限に抑えてくれるのです。
おしゃれなハイスツールはデザイン性に優れますが、クッションが薄く背もたれがないものが多いため、長時間のPC作業には向きません。用途に合わせて選び分けることが大切です。
足置きやフットレストがないと足がむくむ原因に

座面が高い椅子を使う上で、最大の問題となるのが「足のむくみ」です。
座面高70cmの椅子に座ると、多くの方の足は床に届かず、ブラブラと宙に浮いた状態になります。この状態が続くと、太ももの裏側が座面の縁に圧迫され、血流が悪くなってしまうんですね。
これを防ぐために必須なのが、「フットリング(足置きリング)」や「フットレスト」です。多くのハイチェアには支柱にリングが付いていますが、重要なのはその位置が自分の足の長さに合っているかどうかです。
かかとまでしっかり足がつける状態を作ることで、太もも裏の圧迫を防ぎ、姿勢も安定します。
「足置きなんて飾りでしょ?」と思わず、必ず足がしっかり乗る環境を整えてください。
スタンディングデスクと併用し昇降機能を活用する

最近導入が増えているスタンディングデスク(昇降デスク)を使っている方にとっても、座面高さ70cm前後の椅子は非常に有効です。
ずっと立ちっぱなしだと足が疲れてしまいますし、かといって普通の椅子までデスクを下げるのは面倒だったりしますよね。
そんな時に便利なのが、「パーチング(半立位)」という座り方です。これは、椅子に浅く腰掛け、足を床に着いた状態で「立ち姿勢に近い座り方」をすること。
股関節の角度が開くため、背骨のS字カーブが保ちやすく、腰への負担が少ない姿勢と言われています。
ガス圧昇降機能付きのハイチェアであれば、深く座って休憩したい時は座面を上げ、作業に集中したい時は少し下げてパーチングスタイルをとる、といった柔軟な使い方が可能になります。
折りたたみ式は短時間利用や省スペースに便利
一方で、キッチンカウンターでのちょっとした作業や、来客時のみ使用したいという場合には、折りたたみ式のハイスツールも選択肢に入ります。
これらは使わない時に隙間に収納できるため、狭いスペースを有効活用できるのが最大のメリットです。
ただし、折りたたみ式は構造上、座面のクッション性が低かったり、安定感が固定式に比べて劣ったりすることがあります。
「毎日8時間仕事で使う」というよりは、「1〜2時間の軽作業や休憩用」として割り切って使うのが良いでしょう。
オフィスチェア座面高さ70cmのおすすめ製品と注意点
ここからは、具体的にどのような製品を選べば良いのか、メーカーや用途別に特徴を見ていきましょう。
プロ仕様の高機能チェアから、インテリアになじむデザイン重視のものまで、それぞれのメリットとデメリットを理解して選ぶことが大切です。
おしゃれな木製や北欧風はインテリア性を重視

リビングやダイニングの一角にあるカウンターで使用する場合、オフィス然としたメカニカルな椅子は置きたくない、という方もいらっしゃると思います。
そういった場合は、木製やレザー張りの北欧風カウンターチェアがマッチします。
インテリアショップで販売されているこれらの椅子は、デザインのバリエーションが豊富で、部屋の雰囲気を壊しません。
選ぶ際のポイントは、「座面の高さが固定式か昇降式か」を確認することです。
木製の4本脚タイプは高さ調整ができないことが多いので、購入前に必ず自宅のカウンターの高さとの差尺を確認してください。切って調整するのは大変ですからね。
ニトリやIKEAなど安いモデルの選び方と耐久性
コストを抑えたい場合、ニトリやIKEA、ホームセンターなどで販売されている低価格帯のカウンターチェアも魅力的な選択肢です。実店舗であれば実際に座り心地を試せるのが大きな強みですよね。
ただ、1万円以下の安価なモデルの場合、ガスシリンダーの耐久性や座面のウレタンの質が価格なりであることも少なくありません。
特に毎日長時間体重を預けるオフィスチェアとして使う場合、数ヶ月でお尻が痛くなったり、昇降機能が弱くなったりするリスクも考慮しておく必要があります。
購入時のチェックポイント
店舗で試座する際は、靴を履いた状態と脱いだ状態では高さの感覚が変わることに注意してください。
自宅で靴を脱いで使うなら、店舗でも靴を脱いで(またはスリッパで)高さを確認させてもらうのが確実です。
オカムラやコクヨの製図用チェアはプロにおすすめ
「腰痛対策を最優先したい」
「仕事道具として投資したい」
という方には、国内大手オフィス家具メーカーの製品を強くおすすめします。
| メーカー | 代表モデル | 特徴 |
|---|---|---|
| オカムラ | Sylphy(シルフィー) ハイチェア | 背中のカーブを調整できる機能や前傾機能があり、書き仕事やPC作業に最適。 |
| コクヨ | Wizard 4(ウィザード4) ハイタイプ | 座る人の動きに追従する背もたれや、骨盤を支える座面形状で安定感抜群。 |
| イトーキ | Nort(ノートチェア) ハイポジション | デザイン性が高く、抗ウイルス加工なども選べる。3Dアームでスマホ操作も快適。 |
これらのモデルは価格帯が5万円〜15万円程度と高額ですが、通常のオフィスチェアと同等の調整機能を持ちながら、ハイポジションに対応しています。
特にフットリングの高さ調整が可能なモデルが多く、小柄な方でも足がぶらつかず安定して座れるのが最大のメリットです。
家庭用カウンターチェアと業務用の違いを比較

家庭用と業務用の最大の違いは「安全性」と「耐久性」にあります。座面が高い椅子は重心が高くなるため、転倒のリスクがつきまといます。
業務用のオフィスチェア(ハイタイプ)は、JOIFA(日本オフィス家具協会)などのガイドラインに基づき、転倒しにくいよう脚の直径が大きく設計されていたり、座った時にロックがかかるキャスターを採用していたりと、安全対策が徹底されています。
自宅であっても、小さなお子様がいる環境や、地震などの揺れを考慮すると、脚部がしっかりとした業務用モデルを選ぶ安心感は大きいです。
オフィスチェア座面高さ70cmで快適な作業環境を実現

今回は、オフィスチェアの座面高さ70cmに関する選び方や注意点について解説してきました。この高さを選ぶということは、高さ1メートル前後の特殊なデスク環境での作業を意味します。
最後に改めてお伝えしたいのは、「差尺を合わせること」と「足置きを確保すること」の2点です。
これさえクリアできれば、ハイポジションでの作業は視点が高くなり、気分転換や集中力アップにつながる素晴らしい環境になります。
ぜひ、あなたの体格と用途にぴったりの一脚を見つけて、快適な「高い座り心地」を手に入れてくださいね。
※本記事の情報は執筆時点の一般的な目安です。製品の仕様や価格は変更される場合があります。また、腰痛などの健康問題については個人差がありますので、最終的な判断は医師や専門家にご相談ください。
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