セイルチェア購入で後悔する人の特徴は?未然に防ぐ選び方を解説

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セイルチェア購入で後悔する人の特徴とは?未然に防ぐ選び方を解説

こんにちは。プレステージチェア、運営者の「RYO-MA」です。

あの独特なデザインに惹かれてセイルチェアの購入を検討しているものの、検索窓に表示される不穏な言葉を見て不安になっているのではないでしょうか。

高い買い物ですから、買ってから自分に合わなかったと後悔するのは絶対に避けたいですよね。

実は、セイルチェアで失敗したと感じる人には明確な共通点があります。

例えば、身長や体格によるフレームの干渉や、腰痛持ちの方にとっての背もたれの硬さ、あるいはリラックス目的で重要なヘッドレストの有無などが挙げられます。

また、長く使う上で避けて通れない背面の掃除の大変さやきしみ音の問題、アームレストの選択ミス、さらには中古市場で購入する際のリスクやホワイトモデル特有の黄ばみなど、事前に知っておくべきポイントは山ほどあります。

アーロンチェアと比較して迷っている方も多いでしょう。

この記事では、それらの懸念点を包み隠さず解説し、あなたが本当にセイルチェアを選ぶべきかどうかの判断をお手伝いします。

この記事のポイント
  • セイルチェアが身体的に合わない人の具体的な特徴がわかる
  • 購入前に知っておくべき機能的なデメリットと掃除などのメンテナンス事情
  • アームレストの選択や中古購入のリスクなど失敗しやすいポイントの回避策
  • 自分がセイルチェアを買って満足できるタイプかどうかの明確な判断基準
目次

セイルチェアを買って後悔する人の共通点

セイルチェアはその美しいデザインで多くの人を魅了しますが、実際にデスクワークで使用してみると「想像していた座り心地と違う」と感じるケースが少なくありません。

ここでは、購入後に後悔してしまいがちなユーザーの身体的特徴や、用途のミスマッチについて具体的に掘り下げていきます。

腰痛が悪化する人の特徴と背もたれの硬さ

セイルチェアの最大の特徴である背もたれは、エラストマーという樹脂素材で作られています。

これが「吊り橋」のようにしなって背中を支える構造なのですが、実はここに大きな落とし穴があります。

多くの人は、同じハーマンミラー社のアーロンチェアのようなメッシュ素材の柔らかさを想像して座るのですが、エラストマーはあくまで樹脂なので、感触としては「硬い」と感じることが多いです。

特に、痩せ型で背骨がゴツゴツしている方や、夏場に薄着で座る方は、背中にプラスチックが直接当たるような感触を覚え、痛みや違和感につながることがあります。

ここが注意点
「包み込まれるような柔らかさ」を求めていると、この硬質なサポート感は期待外れになりがちです。
逆に言えば、硬めの座り心地で姿勢を正したい人には向いていますが、腰痛持ちで患部へのあたりをソフトにしたい場合は慎重な判断が必要です。

身長が高いと肩にフレームが当たり痛い

高身長の男性がセイルチェアの背もたれフレームが肩に当たり、座り心地に違和感を感じている様子。後悔するポイントの一つ。
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これは意外と盲点になりがちなのですが、セイルチェアは「ワンサイズ」しかありません。

そして、背もたれの高さはミドルバックに相当します。

私が見てきた中で後悔の声が多いのが、身長175cm〜180cmを超える高身長のユーザーです。

セイルチェアの背もたれは上に行くほど幅が狭くなるデザインで、しかも枠(フレーム)が存在します。

背が高い人が深くリクライニングすると、ちょうど肩甲骨のあたりに硬いフレームやYタワーの構造がガツンと当たってしまうことがあるんです。

リラックスしようと伸びをした瞬間に肩に硬いものが食い込む感覚は、かなりのストレスになります。

大柄な体格の方は、座面幅も窮屈に感じることがあるため、デザインだけで選ぶと痛い目を見る代表的なパターンと言えるでしょう。

ヘッドレストがないので休息に不向き

「仕事の合間に椅子で仮眠を取りたい」「映画をリラックスして見たい」と考えているなら、セイルチェアは最適解ではないかもしれません。

純正の状態ではヘッドレストが存在しないため、リクライニングした時に頭を預ける場所がありません。

無理に頭を後ろに倒すと首がガクンと落ちる状態になり、首の筋肉で頭を支え続ける必要があります。

これをユーザー間では「イナバウアー状態」なんて呼ぶこともありますが、正直なところ首への負担は大きいです。

知っておきたい対策
Atlas社などのサードパーティ製ヘッドレストを後付けする方法もありますが、2〜3万円ほどの追加出費になります。
それなら最初からヘッドレスト付きの他社製チェアを買ったほうがコスパが良かった、と後悔するパターンも多いですね。

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背面の掃除が大変でホコリが溜まる

セイルチェアの背面メッシュの網目にホコリが溜まり、ブラシで掃除をしている様子。メンテナンスの手間を示す実例。
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生活感のある話ですが、長く使う上で地味にダメージが大きいのが「掃除のしにくさ」です。

あの美しい幾何学模様の網目は、残念ながらホコリの溜まり場になってしまいます。

樹脂素材は静電気を帯びやすいため、部屋のホコリやペットの毛を吸着します。

そして一度網目のコーナーに入り込んだホコリは、雑巾で拭いてもなかなか取れません。

一本一本拭くのは気が遠くなる作業ですし、ブラックモデルだと白っぽいホコリが目立ち、ホワイトモデルだと手垢などの汚れが目立ちます。

「ブラシ付きの掃除機で吸う」や「エアダスターで飛ばす」といったメンテナンスを許容できないと、日に日に薄汚れていく愛機を見てテンションが下がってしまうかもしれません。

前傾チルト機能が使いにくく不要になる

セイルチェアには座面を5度前に傾ける「前傾チルト機能」が搭載されています。

これは書き物や集中モードの時に素晴らしい機能なのですが、使いこなせていない人が非常に多いのが現実です。

理由は大きく2つあります。

  • 操作が面倒:
    リクライニング範囲を解除して、体重をかけて、レバーをひねる…という手順が直感的ではなく、いちいち切り替えるのが億劫になります。
     
  • 滑り落ちる感覚:
    しっかり足を踏ん張っていないと、身体が前にずり落ちていくような感覚(滑り台感覚)になり、逆に疲れてしまうことがあります。

PC作業での「閲覧」や「動画視聴」がメインの用途であれば、そもそも前傾機能は不要なことが多いです。

「機能があるから」という理由だけで選ぶと、使わない機能にお金を払ったというコストパフォーマンス面での後悔につながります。

セイルチェアで後悔しない選び方と対策

ここまでネガティブな要素を挙げてきましたが、それでもセイルチェアのデザインと機能のバランスは唯一無二の魅力があります。

ここでは、購入前に比較検討すべきポイントや、失敗しないための具体的なオプション選択、メンテナンス方法について解説します。

アーロンチェアとの比較で迷うポイント

左側にウレタン座面のセイルチェア、右側にメッシュ座面のアーロンチェアを並べた比較写真。座面素材とデザインの違いが一目瞭然。
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ハーマンミラー社の中で頂点に君臨するアーロンチェアと、セイルチェアで迷う方は非常に多いです。

価格差はありますが、決定的な違いは「座面の素材」と「仙骨サポート」にあります。

比較項目セイルチェアアーロンチェア
座面素材ウレタン(熱がこもる可能性あり)メッシュ(通気性抜群)
背もたれ柔軟に動くがフレーム干渉あり硬いがサポート力は最強
サイズワンサイズA / B / C の3サイズ展開

「あと数万円(現在はもっと差がありますが)出してでも、蒸れないメッシュ座面のアーロンにすればよかった」という後悔はよく聞きます。

特に汗かきの方や、腰痛対策を最優先したい方は、予算が許すならアーロンチェア、あるいは他社のメッシュチェアを検討すべきかもしれません。

▼蒸れない・最高峰の座り心地

アームレストなしや固定肘を選ぶと失敗する

セイルチェアのフルアジャスタブルアームを調整している手元の様子。高さや角度を自由に変えられる機能性を示す。
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これは声を大にして言いたいのですが、数千円〜1万円程度の差額を惜しんで「アームレストなし」や「高さ調整のみ」のモデルを選ぶのは絶対にやめましょう。

ここでケチると、後で激しく後悔することになります。

PC作業において、肘を適切な位置で支えることは肩こり防止の生命線です。

セイルチェアの「フルアジャスタブルアーム」は、高さだけでなく、前後・左右・角度の調整が可能です。

キーボードを打つ時、マウスを操作する時、それぞれのポジションに合わせて肘置きを動かせるかどうかが、疲労度に直結します。

「固定肘」や「高さのみ」を選んでしまった結果、アームレストが邪魔になったり、届かなかったりして、結局使えないという悲劇が後を絶ちません。

▼失敗回避!必ずこれを選んで

きしみ音が気になる際の対処法と手入れ

セイルチェアに限らず、多機能チェアは可動部が多いため、長期間使っていると「ギシギシ」「キーキー」というきしみ音が発生することがあります。

静かな部屋で作業していると、この音が精神的なストレスになることも。

ただ、これは製品の欠陥というよりは、工業製品としてのメンテナンスが必要なサインです。

多くの場合は、座面裏の機構部分にシリコンスプレーなどの潤滑剤を塗布したり、ボルトを増し締めしたりすることで解消します。

トルクスレンチ(T40サイズなど)といった特殊な工具が必要になる場合もありますが、「音は出るもの」と割り切って、自分で手入れする覚悟を持っておけば、不必要なストレスを感じずに済みます。

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中古購入は保証がなく故障リスクが高い

定価が上がっているため、中古市場やフリマアプリで安く手に入れようと考えている方もいるでしょう。
しかし、ここには最大のリスクがあります。

12年保証は「ファーストオーナー」限定

ハーマンミラーの強力な12年保証は、正規代理店から新品を購入した「最初の所有者(ファーストオーナー)」にのみ適用されます。

ハーマンミラージャパンの公式サイトにある品質保証規定でも、保証の対象は「製品を直接購入されたお客様」に限定されており、譲渡された製品や中古販売店で購入した製品は、たとえ保証期間内であっても対象外になると明記されています。

リンク:ハーマンミラー「保証およびサービス(品質保証の条件)」

つまり、中古で買った翌日にガスシリンダーが壊れたり、座面が破れたりしても、修理は全額有償(数万円コース)になります。

また、中古品は座面のウレタンがヘタリきっていたり、昇降機能にガタが来ていたりと、見えない劣化が進んでいることが多いです。

「安物買いの銭失い」にならないよう、中古のリスクは金額換算して慎重に判断してください。

▼会員登録で新品が最大割引

ホワイトモデルの黄ばみや変色のリスク

左側の新品の真っ白なセイルチェアと、右側の経年劣化でアームやフレームが黄ばんだセイルチェアの比較写真。変色のリスクを可視化。
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インテリアに合わせてホワイト(またはフォグベース)を選びたいという方は多いですが、素材の特性上、経年変化による「黄ばみ」や「変色」のリスクがあることは知っておくべきです。

特にアームパッドやフレームの一部は、紫外線や皮脂汚れ、あるいは素材自体の劣化によって、数年で黄色っぽく変色してしまうことがあります。

真っ白な清潔感を維持したいなら、直射日光を避ける、こまめに拭くといったケアが必須です。

逆にブラックモデルを選べば変色は目立ちませんが、前述の通りホコリは目立ちます。

どちらのデメリットを許容できるか、ライフスタイルと相談しましょう。

セイルチェアで後悔を防ぐ最終チェック

最後に、あなたがセイルチェアを買って幸せになれるかどうかのチェックリストをまとめます。

最終チェックリスト
  • 身長は155cm〜175cmの範囲内である(または試座してフレームが当たらないことを確認済み)
  • フカフカのソファのような座り心地ではなく、適度な硬さのサポートを求めている
  • 掃除やメンテナンスの手間よりも、部屋に置いた時の「デザインの美しさ」を優先したい
  • 予算を削らずに「フルアジャスタブルアーム」を選択できる
  • できれば新品購入で12年保証の安心感を手に入れたい

これらに当てはまるのであれば、セイルチェアはあなたのワークスペースを彩る最高の相棒になってくれるはずです。

完璧な椅子は存在しませんが、特徴を理解して付き合えば、後悔は満足に変えられますよ。

▼在庫があればすぐ届く(お急ぎの方はこちら)

▼自分好みのカラーを探す(カスタマイズしたい方はこちら)

 

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この記事を書いた人

長年の編集者生活において、心身の不調をきっかけに「パフォーマンスを左右するツール」としての椅子の重要性を痛感。その経験から世界中のワーキングチェアを探求し、編集者ならではの客観的な視点と徹底したリサーチに基づき、専門的な情報を分かりやすく発信しています。あなたの健康と生産性を高める「運命の一脚」との出会いを誠実にサポートします。

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